シカゴ北部の観光とグルメ・e-ガイド (印刷ページ)

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【ファーノースサイド】

ノースリンカーンとロジャーズパーク地区

★ジャーマンタウン ★コリアタウン ★リトルインディア


ジャーマンタウン


The Huettenbar

ドイツの地ビール勢ぞろい

Chicago Brauhaus

いつ訪れても秋祭(Oktoberfest)

Germantown

Lincoln Square

Giddings Plaza

Koreatown

Lawrence Ave

Kedzien~Pulask

North Lincoln地区(⇒拡大/⇒英文Wikitravel)

 

Giddings Plaza

Germantown(⇒拡大)

 ノースリンカーンのリンカーンスクエア地区にドイツ系農民が住み着いたのは1860年代のことでした。ドイツ系アメリカ人は、アイルランド系と並んでシカゴの最大派閥ですから、今は特定地域に限って住んでいるわけではありません。でも、周辺に今でもドイツらしい伝統的なビジネスが根強く残っていますから、やっぱりここはジャーマンタウンです。

 リンカーンスクエアの中心ギディングスプラザ(Oak Street Beach)という三角形のブロックには、バーやレストランが何軒も並んでいて、ドイツ系だろうがなかろうが、誰でもついついビールで盛り上がってしまいます。


コリアタウン


 その西のアルバニーパーク地区には、メキシコとグァテマラ、フィリピン、インド、韓国、カンボジア、ソマリア、旧ユーゴスラビア各国、ルーマニア、パキスタン、イラク、イラン、レバノンと比較的新しく移民してきた人々が住んでいて、学校では40ヶ国語が飛び交っているそうです。北隣のノースパーク地区はユダヤ系アメリカ人が多い地域でしたが、最近は新規移民者が増え、両地区のレストランでは世界各地のお料理を味わえるようになりました。

 ローレンス・アベニューは、コリアタウンまたはソウル・ドライブと呼ばれていますが、必ずしも韓国系のレストランばかりではありません。ケドジー・アベニューには、特に中東系のレストランが多いそうです。


リトルインディア


Little India

Devon  Avenue

California~Ridge

Rogers Park地区(⇒拡大/⇒英文Wikitravel)

Emil Bach House

Little Indiaの服屋さん

 ロジャーズパーク地区は、1893年にシカゴ市に併合されました。続く建築ブームが、ちょうど建築家ライトと仲間のシカゴ学派の人々が盛んに邸宅を建てていた時代に当たり、有名なエイミル・バック邸(North Avenue Beach)ばかりでなく、プレイリースタイルの美しい住宅街が残っています。

 ロジャーズパーク地区も、ノースリンカーン同様に新規移民者の人口が増えてきた地域です。

 リトルインディアと呼ばれるデボンアベニューも、実はインド一色ではなく、西から順番に、ユダヤ系、ロシア系、インド系、パキスタン系、バングラデッシュ系のコミュニティーが並んでいます。

 北米で最大の南アジア・コミュニティーで、嗜好品パーン(ビンロウの実に石灰を混ぜたものをキンマの葉でくるんで噛む)を噛み捨てた染みが歩道のここかしこにあるのだそうです。