ショッピングと外食
繁華街グリーンリバー通(Green River Road)の要はイーストランド・モール(Eastland mall)…入口広場にはメリーゴーランドがあり、正面奥にディラーズ(Dillard's)、中央通路の左右の端にJCペニー(JC Penny)とメーシーズ(Macy's)の3つのデパートを従える立派なモールです。専門店数130、バナリパ(Banana Republic)とゲス(Guess)がないのは玉にキズですが、超一流を除きたいていのブランドが出店しています。ウォーキングを楽しむ人のために、ところどころ足元にに距離表示があります。エクスサイズにはウィンドー・ショッピング4周=3.5マイル(5.6km)がお勧めだそうですよ。
バーカート通は少しタイプの違うお買物スポット。その一つエバンズビル・パビリオン(Evansville Pavilion)は、広い敷地にスポーツ用品のディックス(Dicks)やブランド処分品のTJマックス(T.J. Maxx)など大型専門店が軒を連ねる開放型です。お食事処はシーフードのボーンフィッシュ・グリル(Bonefish Grill)やイタリア料理のビアギズ(Biaggi's)ほか…チェーン店ながら両店ともAAAの三ツ星にランクされる優秀レストランです。 ちなみに、近所にほかに三ツ星は?と探してみると、市内のロレンツォズ(Lorenzo's Bistro & Bakery)…パン屋さん兼営でディナーには独創的なパスタがお勧め。眺めのよいリバーフロントのカバノウズ(Cavanaugh's)。プリンストン方面のホーブ・ステーキハウス(Haub Steakhouse)…建物は昔の穀物倉庫、手をかけて熟成したビーフが美味。 ワシントン・スクエア・モールはインディアナ州初の屋内型ショッピング・センターでしたが、今ではデパートのシアーズを辛うじて残すだけでもうすっかりさびれてしまいました。 日本食材と和食レストラン
日常のお買物は、スーパーのシュヌックス(Shunucks)やウォルマート(Wal-Mart)で用が済みます。会員制のサムズ・クラブは1パックが大きいのが難点ですが、食べ盛りのお子様がおられる家庭にはお買い得です。 和食レストランと言えばレキシントンの老舗「橘(たちばな)」の支店=岩田屋(です。プリンストンのトヨタ工場付近に住む単身者や長期出張者にも便利なように空港の近くで営業しています。隣の「Japanese Grocery」も岩田屋の経営で日本食品や雑貨を売っています。品揃えが豊富とは言えませんが、緊急になくて困るようなものは何でも手に入りそうでした。
もう1軒の和食ナガサキ(Nagasaki Inn)(地図)は、アメリカ人中心に鉄板焼きで繁盛しています。こちらもレキシントンのお店の支店と思われがちですが、実はエバンズビルが発祥の地。エバンズビル⇒レキシントン=トヨタ工場を追いかけて出店したのではなく、独自の判断で出店した都市に日本人駐在員が集まってきたという強運のオーナーが経営しています。 さて、エバンズビルでも、日本食材を手に入れるにはアジア系のお店がなかなか役に立ちます。韓国系のB・ワン(B-Won Oriental Market)(地図)には、その場でお寿司を握ってくれるサービスもあります。そばに補習校があるので、土曜日には子供を迎えに行ったついでに買物に寄りお寿司のテークアウトをして帰るのをパターンにしているご一家もあるそうです。お店の奥まったコーナーで腰掛けて食べることもできますから、奥様がお昼代わりに利用するにも便利です。 中国系の愛華(Aihua)(地図)には火曜日と金曜日に新鮮なお野菜が入るそうです。運がよければ活きたカニなど思いがけない食材にも巡り合えるとか...。品数は豊富です。日本人のお客さんの要望を取り入れて、最近はお菓子類もだいぶ充実してきたそうです。 お子様の教育とお住まい
エバンズビルの日本人の子供たちは、毎週土曜日、市内の南インディアナ日本人補習校(地図)に通っています。2007年秋現在の生徒数は63名、先生は11名と小さな補習校ですが、小学校から高校まで学年ごとに個別授業を行っているのが自慢。現地校が夏休みの6〜7月には金曜日にも開校する教育熱心な補習校です。 エバンズビルの中学・高校で、ESL(外人向け英語クラス)に出席するためには、わざわざ一般授業を抜け出て他校に連れて行ってもらうのだそうです。お子様が小さければまったく問題はないのですが、中高生の場合は実質の授業時間も減ってしまいます。それが嫌で、ご主人の通勤が多少遠くなろうとも隣町のニューバーグ(Newburgh)に住まれるご家族も多いようです。でも、エバンズビルでは中学=ミドルの534制、ニューバーグでは中学=ジュニア・ハイの624制と、自治体により義務教育の区切りが違うのであわてないでください。
GreatSchools.orgは、(「育児と教育」のページでも紹介していますように)各地の現地校を公表データで比較するホームページです。各州の学力テスト結果による成績の比較のほか、生徒の人種構成や(貧しくて)給食補助を受ける生徒の比率、先生一人当たりの生徒数などが分かります。ただし、成績については、各州で実施されるテストが異なりますので、州を越えた比較はできませんから、注意して比較してください。 |