予備の冷凍庫があれば、お買物タイムを節約できます
(冷凍)骨なし皮なし鶏もも肉のオレンジ果汁煮
書くのが苦手というので代筆しますが、このコーナーは私の妻=満里の担当です。テレビでもインターネットでも美味しそうなお料理のレシピが氾濫していて、もう結構という気もしますが、このコーナーでは、満里が北米生活20年の間に先輩や仲間の駐在員の奥様やアメリカ人の友達に聞いて覚えた「アメリカで暮らす日本人」にお勧めのレシピを紹介します。
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5 cubic feet Chest
Freezer |
日本にお住まいの方には叱られそうですが、アメリカの地方都市の一戸建ては広くて物を置く場所に困りません。そこで、チェスト(Chest=収納箱)タイプの冷凍庫を買ってきて、ガレージの隅にでも冷凍食材の貯蔵庫を設ければ奥様のお買物の手間が省けること間違いありません。
冷凍庫は、普通の家庭なら、5Cu,Ft.(立方フィート)の一番小さなサイズで十分。高くても2百ドルくらいです。冷蔵庫の冷凍室には、頻繁に使う食材や食品、場所を取らない小さな食品、アイスクリームなど解凍する必要のない食品などを優先して入れるといいでしょう。買いだめした冷凍納豆を予備の冷凍庫に貯蔵して、冷蔵庫の冷凍室には小出しで移すなど、使い勝手は工夫してください。
お魚も、冷凍ものなら、小分けにして買っても、まとめ買いして冷凍庫に放り込んでおいても、お料理の味に差がつきません。お魚の臭いが冷凍庫に残ったりしません…大丈夫ですよ。和洋の冷凍野菜ミックスも必須の常備アイテムです。
予備の冷凍庫を備えている方に、特にお勧めしたい食材が冷凍の「骨なし皮なし鶏もも肉(Boneless
Skinless Chicken
Thigh)」です。焼き鳥、から揚げ、親子丼、炒め物や煮物にいつでも便利に使えます。自然解凍しなくても問題ありません。和風のお料理や麺類に使うときには、電子レンジに入れる前に、ちょっとお酒をふりかけて解凍すると風味がつきます。
今回は、その「骨なし皮なし鶏もも肉」を使ったオレンジ果汁煮をご紹介します。4ポンド(=1.8s)の袋にアメリカ・サイズの大きなもも肉が14切れガサッと詰まっていて、お値段はたったの8ドルでした。安いのは結構ですが、冷凍庫にスペースがないと始末に困ってしまいます。
e-レシピ
第15回
「(冷凍)骨なし皮なし鶏もも肉のオレンジ果汁煮」
ビーンスープを添えてみました。皆さんのお好みのジュースでお作りください。
(ナイフとフォークを置き忘れたのでちょっと間が抜けた写真になってしまいました)
≪材料≫ 4人分
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鶏もも肉 4切れ
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玉ねぎ
2個 |
オレンジジュース
100cc |
しょうが
一片 |
醤油
大さじ1杯半 |
砂糖
大さじ1杯 |
塩、こしょう、(あれば)パプリカ
適量 |
小麦粉
適量 |
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≪作り方≫
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玉ねぎを輪切りにする。
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A
塩、こしょう、(あれば)パプリカをまんべんなくふりかけて軽くもみ込む。
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B
小麦粉を鶏肉の両面にまぶす。
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C
熱したフライパンに油をしき、鶏肉の表面を焼く。
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D
中火で両面にきれいな焦げ目をつける。
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E
輪切りの玉ねぎを鶏肉にかぶせるように乗せる。
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F
オレンジジュースを加える。
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G
しょうがをすり下ろし、醤油と砂糖を加える。
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H
中火でくつくつしてきたら、フタをして弱火で煮込む。15分ほどで出来上がり。
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I
煮込み始めて10分ほど経ったところで、玉ねぎに味をしみこませるように鍋を傾けて全体に汁を回すとおいしく仕上がる。
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