小麦粉1:バター1:砂糖1:卵1パウンドケーキのバリエーション
午後の紅茶にヨーグルト入りレーズンバターケーキ
書くのが苦手というので代筆しますが、このコーナーは私の妻=満里の担当です。テレビでもインターネットでも美味しそうなお料理のレシピが氾濫していて、もう結構という気もしますが、このコーナーでは、満里が北米生活20年の間に先輩や仲間の駐在員の奥様やアメリカ人の友達に聞いて覚えた「アメリカで暮らす日本人」にお勧めのレシピを紹介します。
ご好評に応えて連載を続けていますが、最近は、満里もレシピの在庫不足が心配になってきて、お料理好きの親類縁者から広くアイデアを募集するようになってきました。そこに、日本在住の妹から届いたのが「ヨーグルト入りのレーズンバターケーキ」…レシピを心持ちアレンジしてご紹介します。
レシピをいじったのは、試作品を食べて、私が「少し甘すぎない?」と言ったからです。日本とアメリカでは、材料が微妙に違うことがあります。今回も、アメリカで売られているレーズンが、日本の市販レーズンより甘めだったせいでしょう。ちょっぴり砂糖の分量を減らすと、期待通りの味になりました。
ところで、バターケーキとパウンドケーキは全く同義語のように使われていますが、調べてみると、パウンドケーキの語源はイギリスのようで、本来は、小麦粉、バター、砂糖、卵を各1ポンド(パウンド)ずつ使って作るバターケーキ。細かい数字は覚えなくても大丈夫!!
、それぞれ等量を混ぜれば美味しくできますよ!! というレシピです。
そのつもりで今回のレシピを吟味すると、卵は2個で約120g。バターと(甘さ調整前の)砂糖も120g。小麦粉だけ少し多めの150g。元祖パウンドケーキに比べるとあっさり気味で、日本人のテーストにちょうどいいあんばいです。
簡単にできて、午後のレモンティーによく合います。大きいパックのヨーグルトが残った時にでもお作りください。お子様も喜んで召し上がるでしょう。
e-レシピ第47回「午後の紅茶にヨーグルト入りレーズンバターケーキ」
==============≪材料≫===============
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長さ20pX幅11pX高さ7pのケーキ型用
小麦粉 120
g
砂糖 100g
バター 1本(4oz=113g)
卵 2個
ベーキングパウダー 小さじ 2杯
プレーンヨーグルト 120g
レーズン(Sun-Dried
Raisins) 80g
今回はマイヤー(Meijer)のPBランド
小箱(1.5oz=42.5g)2箱を使用
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==============≪作り方≫===============
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オーブンを華氏340度(171℃)に予熱。バターは常温または電子レンジで戻しておく(液状にしない)。
A
小麦粉、砂糖、レーズン、ヨーグルトを計量。レーズンをザルに入れ熱湯をサッと回しかけた上、水気を切る。
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B
ボウルに小麦粉とベーキングパウダー大さじ2杯を、
C
ふるい入れ、
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D
レーズンを入れ、
E
ゴムべらでさっくりと混ぜ合わせる。
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F
大きめのボウルに、室温に戻したバターを入れて柔らかく練り、
G
砂糖を加えて
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H
よく混ぜる。
I
とき卵を 2回に分けて加え、混ぜる。
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J
レーズン入りの小麦粉を
3回に分けて加え、
K
底からすくうように、さっくりと混ぜる。
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L
ヨーグルトを加え、
M
混ぜ合わせる。
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N
(ノンスティック・タイプでなければ)型に、パーチモントペーパーを敷いて、流し込む。
O
表面を平らにして、バターナイフで斜めにスジを入れる。
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P
華氏340度(171℃)に予熱しておいたオーブンで35〜40分焼く(窓からのぞいて焼き上がりをチェック)。
Q
串を刺して、何も付いてこなければ焼き上がり。
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