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2014年1月15日(第91号)


アメリカ生活・e-ニュース


インフルエンザの流行(1/11の週) ⇒最新

州全域 地域的流行 局地的流行

散発的発生 流行見られず 不明

管理人だより 今月は、新年早々にロッキー山脈以東の北米全域を襲った大寒波の原因と、それに関連して屋内の暖房効果を劇的に向上させるすきま風撃退法を特集しました。

   先々月号からインディアン戦争の歴史を連載していますが、勉強しながら書いているので、なかなか大変です。

   そのせいで配信が遅れていましたが、もう次の寒波が来ているので、一部未完成の部分があってもサッサと配信して、大寒波対策を皆さんのお役に立てていただきたいと思い直しました。

   私たちもカナダのトロントで冬を4回越しましたが、寒いところほど、家の防寒対策はしっかりしているかもしれません。

   その意味で、今回の記事を本気で読んでいただきたいのは、これまですきま風など気にしたことがなかった皆さんです。

   内容は、今回、私たちが試して確かめたことばかりです。冬ばかりでなく、夏の冷房の省エネにも役立つでしょう。

   さて、インディアン戦争の記事の話に戻りますが、予想以上に記事の分量が増えたので二分割して、今月はe-レシピをお休みにしました。

   来月は、いよいよ西部劇に登場するミシシッピー川以西のインディアン戦争が登場しますが、この調子では何回かに分割して掲載することになるかもしれません。

= = = = = ソチ・オリンピック = = = = =

   ソチ・オリンピックは2月7日が開会式ですが、競技は前日6日に始まり23日の閉会式当日まで行われます。アメリカでの放送はNBC…オリンピックの特設ホームページはこちら。放送スケジュールは、こちらのページから皆さんの5ケタのZIPコードや契約媒体名(ケーブルTVや衛星放送など)を登録してごらんください。


カレンダー 1月26日(日)プライムタイム・グラミー賞 2月2日(日)グラウンドホッグの日 2月2日(日)スーパーボウル  2月11日(火)建国記念の日…日本 2月14日(金)バレンタインデー  2月16日(日)NBAオールスター 2月17日(月)プレジデンツデー/ファミリーデー…カナダ   2月23日(日)デイトナ500   3月2日(日)アカデミー賞  3月4日(火)マルディグラ…カーニバル最終日  3月9日(日)サマータイム開始

季節の話題 ★乾燥肌と保湿法 冬季うつ病対策 雪かきと融雪剤 加湿器選び 冬のガレージドア事故 ★オーランド(フロリダ)・e-ガイド ★マイアミ(フロリダ)・e-ガイド

季節のe-レシピ ★バレンタインは一家で手作りチョコレートケーキ ふんわりチョコチップ入りケーキ 身近な材料で洋風あん入り餅菓子 市販品に負けない電子レンジ大福 残りきな粉でスクエア饅頭  ライトでヘルシーな鶏ささ身のセサミカツ  シカゴ風ディープディッシュピザ  聖パトリックはコンビーフキャベツと黒ビール


北米に「極渦」が襲来して大寒波…皆さんはご無事でしたか?

 地球温暖化で北極と中緯度の温度差が縮小

 新年早々の大寒波は、観測史上最大級の寒波でした。普段は北極圏を覆っている「極渦」という寒気がロッキー山脈東部の北米全域に下りてきたもので、ホワイトハウスも特製の動画で原因を説明しています。北極では中緯度より速いスピードで地球温暖化が進み、北極と中緯度の気温差が従来より縮小しているそうです。その結果、「極渦」の力が弱まって大きく蛇行しやすくなり、中緯度の各地に寒気をもたらしているというのです。全文を読む


もちろん省エネ…夏も冬も光熱費を節約できます!!

 暖炉とドアのすきま風撃退で暖房効果が劇的アップ

 信じる信じないは皆さん次第ですが、すきま風の撃退で屋内の暖房効果が劇的に向上します。大寒波対策として、至急お試しください。特に問題となる箇所は、暖炉とドアです。暖炉には、換気口や灰をかき出すアッシュピットなどがあって屋外と通じています。ドアは、ドア枠のクッションに途切れがなく、ドアと密着しているかチェックしましょう。緊急対応は、家電製品の梱包材(緩衝シート)さえあれば十分です。ドア下のすきま風は、ネジで敷居の高さを調整するだけで撃退できます。90年代末以降に建てられた家の窓は普通プラスチック(vinyl)製で、すきま風の心配は原則的にないはずです。全文を読む


インディアン戦争の歴史シリーズB-1 中西部

 中西部のインディアン一掃(18〜19世紀)

  北米では英仏植民地戦争が繰り返され、インディアンは部族ごと英仏と手を組んで戦ううちに、互いの勢力を衰えさせてきました。しかし、その後の2度の米英抗争(独立戦争・1812年戦争)では、中西部のインディアンに初めて結束してアメリカを相手に戦おうとする機運が燃え上がります。預言者は、アルコールや白人がもたらしたものを捨ててインディアンの伝統文化に回帰するよう訴えました。預言者の兄テカムセはインディアン同盟を率いて善戦しましたが、戦死。中西部のインディアンの土地はアメリカの意のままにされていきます。全文を読む


インディアン戦争の歴史シリーズB-2 南東部

 南東部のインディアン一掃(18〜19世紀)

 開拓者(パイオニア)が最初に目をつけたのは、ビーバー戦争でインディアンの影が薄くなっていたケンタッキーやオハイオで、南東部のインディアンとの対決は後回しになりました。そこで、南東部のインディアンは白人文化を学習して「文明化」しながらアメリカと共存する道を選びます。しかし、ホイットニーの綿繰り機の発明で綿花プランテーションの爆発的なブームが始まり、1828年にはジョージアでゴールドラッシュが起き、インディアンは南部でも邪魔な存在となります。ついには、インディアン準州(現オクラホマ)に強制移住させられました。全文を読む