ルイビルの暮らし

★ショッピングと外食 ★日本食材と和食レストラン ★お子様の教育とお住まい


 ルイビルのお買物は東高西低、最大のショッピング・エリアはオクスムアセンター・モール(Oxmoor Center Mall)とモール・セントマシューズ(Mall St. Mathews)が軒を連ねている内環状高速I-264のシェルビービル通出口付近です。

左がモール・セントマシューズ(⇒モール内)、右がオクスムーアセンター・モール(⇒モール内)

地図をズームアップすると周辺のお店の名前が現れます。 【⇒Wikimapia周辺拡大地図

ショッピング 

 その北東方面=I-71と外環状線のI-265のインターチェンジ付近にあるサミット(The Summit)は、住宅団地と並行開発されたいわゆるライフスタールセンター…一回り小粒ですが、ファッション中心に気の利いたブランドが出店しています。

 ジェファーソン・モール(Jefferson Mall)とグリーンツリー・モール(Green Tree Mall)は、それぞれルイビルの南部とインディアナ州側に住む人々のショッピングの中心です。

4th Street Live

 ダウンタウンには、2004年に4thストリート・ライブ!(4th Street Live!)というエンターテインメント(娯楽)・モールがオープンしました。他の都市と違いルイビルの4番街は南北=縦の通り。ハードロック・カフェの派手な看板が掲げられた北の入口付近にはルイビル観光協会があって、館内にケンタッキー州名産のバーボン・ウィスキーとケンタッキー・フライドチキンの創業者カーネル・サンダースのミニ博物館を設けています。お買物を楽しむつもりで出かけると当てが外れます…パブやナイト・クラブまであって、夜まで飲んだり食べたり、ライブを楽しんだりする名店街です。

 ルイビルのお食事は、個人的体験を踏まえても、レベルの高い街ではないかと思います。住民にドイツ系アメリカ人が多い関係でオハイオ川上流のシンシナティと縁が近いようですが、ステーキのジェフ・ルビーズ(Jeff Ruby's Steakhouse)もシンシナティの高級料理店プレシンクト(Precinct)の姉妹店です。フォーブズ・トラベルガイド印レストランのメニューを見ても、それぞれに個性的な工夫が施されています。

 ルイビル地方の名産はケンタッキーらしい石灰質の土壌で育てたサラダ菜(Bibb Lettuce)です。その名もずばりライムストーン(Limestone)という★★★のお店もあるくらいで、サラダ・メニューの中に加えているお店がたくさんあります。

 ルイビルの東シェルビービルで忘れてはいけないのが、ケンタッキーフライドチキンの創業者カーネル・サンダース氏の奥様の名のクローディア・サンダース・ディナーハウス。ここでは、1930年、当時40歳のサンダース氏がケンタッキー南部のガソリンスタンドで揚げていたオリジナル・レシピのフライドチキンを味わうことができます。

================== ≪日本食材と和食レストラン≫ ==================

 日本人の人口密度が低いルイビルでも、最近は本物の和食が味わえるようになってきたようです…私の案内図にもあからさまに「非日系」の和食チェーン店を載せなくてもすみました。東部のショッピング街にある彦衛門(Hiko-A-mon)は日本人のオーナー・シェフのお店、2年間ルイビル暮らしをなさって2008年に帰国なさったKeroさんもブログ(Kero's Blog)の中で高く評価なさっています。居酒屋まいど(Maido)には、牡蠣フライ、たこ焼き、蟹コロッケや蟹シューマイなど、単身赴任でなくても日本を懐かしく思い出してしまうメニューがいっぱい。日本人駐在員の貴重な社交スポットとして利用されているようです。

 日本食材の専門店はありませんが、日本食材も置いている韓国系のお店は3軒あるようです。ディキシー・オリエンタルフードチョイズ・アジア食品マーケットオリエンタル・スーパーマーケット…足りないものがあれば、レキシントンかノーザン・ケンタッキーまでお出かけください。

================== ≪お子様の教育とお住まい≫ ==================

 グレータールイビル日本語補習校(Japanese Saturday School)は、インディアナ州側のインディアナ大学サウスイースト校の中にあります。1988年に、グレータールイビルと南インディアナの経済開発局の支援で大学の日本文化センターとして設立されました。幼稚部(年中・年長)と小学部・中学部があるそうです。

2009年指標 州内平均 全米平均
家屋中心価格 $105,040 $183,450
平均世帯年収 $41,066 $51,660
失業率 11% 10%

 さて、次に現地校とお住まいの環境について調べてみましょう。ルイビルの場合は、ショッピングにも便利な東部に高級住宅地が集中しています。住み心地に関しては、日本人の皆さんにも東部が一番なのでしょうが、お勤め先がインディアナ州側という方々には、ラッシュアワーにインターステートの橋が車で混雑して通勤に苦労なさるかもしれません(ご通勤の時間帯次第です)。2013年にはI-265の新しい橋ができて渋滞は解消するはずですが、それまではインディアナ州側のセラーズバーグなどに住むオプションもあります。 

お住まいの環境と学校…資料:GreatSchools.org

アンカレッジ (Anchorage)

総合評価 〔9〕

家屋中心価格 *$467,780

平均世帯年収 $138,310

失業率 11%

ミドルタウン (Middletown)

総合評価 〔8〕

家屋中心価格 $153,050

平均世帯年収 $58,050

失業率 11%

プロスペクト (Prospect)

総合評価 〔10〕

家屋中心価格 $354,720

平均世帯年収 $123,008

失業率 11%

セラーズバーグ (Sellersburg, IN)

総合評価 〔7〕

家屋中心価格 $122,660

平均世帯年収 $44,248

失業率 8%

 GreatSchools.orgは、(「育児と教育」のページでも紹介していますように)各地の現地校を公表データで比較するホームページです。各州の学力テスト結果による成績の比較のほか、生徒の人種構成や(貧しくて)給食補助を受ける生徒の比率、先生一人当たりの生徒数などが分かります。ただし、成績については、各州で実施されるテストが異なりますので、州を越えた比較はできませんから、注意して比較してください。